カートは空です。
商品316/1135
東アジアの知の遺産、古典籍。なかでも医学・本草学・農学・科学に関する書物は、人びとの社会・生活に密着するものとして広く流通・展開し、大きな一群をなしている。これまで総合的に論じられることのなかった東アジアにおける情報伝達と文化交流の世界を、地域・文理の枠を越えて考究する画期的論集。
陳捷(ちん・しょう)1963年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は中国古典文献学・書物交流史。主な著書に『明治前期日中学術交流の研究―清国駐日公使館の文化活動』(汲古書院、2003年)、『人物往来与書籍流転』(北京:中華書局、2012年)、『日韓の書誌学と古典籍』(共編、アジア遊学184、勉誠出版、2015年)などがある。