武人、経政家、詩人、画家、書家―
文武両道を体現した宮本武蔵の実像に迫る
日本の「武士道」と西洋の「騎士道」は、一般に想像される以上に驚くほど似通った変遷をたどった。
「文武両道」の体現者=宮本武蔵のなかで、不敗の剣と孤高の芸術は如何にしてむすばれたのか―。
武蔵の代表的名画を中心に豊富なカラー図版を散りばめ、世界的視野から「ルネサンス的巨匠」武蔵像を浮かび上がらせる。
本書の特長
◎『五輪書』執筆直前の、鬼気せまる「武蔵自画像」を世界初公開!
◎「古木鳴鵙図」「蘆葉達磨図」など武蔵の代表的名画14点(内2点初公開)を掲載。
◎武士道と騎士道の比較ができるビジュアル年表を掲載。
◎宮本武蔵評伝、武蔵五大文書の詳細な解題を収載。