日本文学史・平安時代史最大の謎に挑む
紫式部はなぜ『源氏物語』を書いたのか。摂関期全盛の後宮を生き抜き、物語を通して、人生と社会の意味を問いかけたのが『源氏物語』である。
その人と生涯を、清少納言や藤原道長、2人の夫など、紫式部をめぐる人々との関係を丹念にたどりながら明らかにする。
紫式部の幼名・本名、恋愛と結婚、宮廷生活、職階、没年等について、先行研究を網羅的に検証しながら16の新見解を提示した本格評伝。
和歌・漢文日記等に読みやすい現代語訳、専門用語に注記を付した。
◆『紫式部伝 平安王朝百年を見つめた生涯』正誤表
訂正をいたしますとともにお詫び申し上げます。
正誤表は下記よりダウンロードをお願いいたします。(編集部)
紫式部伝 平安王朝百年を見つめた生涯』正誤表pdf