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近世日本において、東アジア各地より渡来した異国人たちは、さまざまな分野において多大な影響を与えた。 通事(通訳)となった者、詩を通し日本の文人たちとかかわった者、政治的に活躍した者…。 異国人たちはどのように日本で活躍し、どのような思想、文学作品を遺したのか。 彼らがたどり着いた「長崎」という場を軸に、様々な資史料を検証し、文化交流の諸相を明らかにする。 ***◆本書の索引は以下からダウンロードできます。『近世長崎渡来人文運史』索引
若木太一(わかき・たいいち) 1942年生まれ。長崎大学名誉教授。 著書に『長崎聖堂祭酒日記』(共編著、関西大学東西学術研究所、2010年)、『新長崎市史』第二巻近世編(共著、長崎市、2012年)、『長崎・東西文化交渉史の舞台』(共編著、勉誠出版、2013年)、『長崎先民伝 注解―近世長崎の文苑と学芸』(共編著、勉誠出版、2016年)などがある