人物で読む源氏物語10
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朧月夜・源典侍

室伏信助 監修/上原作和 編
ISBN 978-4-585-01150-7 Cコード
刊行年月 2005年10月 判型・製本 A5判・上製 322 頁
キーワード

定価:4,180円
(本体 3,800円) ポイント:114pt

 品切 
目次
《朧月夜・源典侍》目次
●―口絵 源氏物語コレクション
本阿弥光悦筆 俵屋宗達下絵「花宴」巻(青表紙本)◎池田和臣
帝の神遊び・御神楽―祭儀に奉仕する聖女・源典侍◎小山利彦

あらすじで読む朧月夜・源典侍◎陣野英則
朧月夜・源典侍物語(全文収録)◎上原作和・陣野英則
現代語で読む《朧月夜・源典侍》◎岡部明日香(西沢正史・陣野英則)
人物ファイル◎伊藤禎子・正道寺康子・八島由香
後見・脇役事典◎勝亦志織・中丸貴史

●―論文案内
朧月夜物語の方法―話型・引用・準拠の方法あるいは流離の主題―◎日向一雅
源典侍物語の構造―織物性あるいは藤壺事件と朧月夜事件―◎三谷邦明
源典侍―末摘花との連環―◎藤本勝義
朧月夜の君試論――女房たちとの連続性――◎陣野英則
源典侍について―桐壺院宮廷の位置づけと「をこ話」の意義―◎岡部明日香
本文の差異から読み解く源典侍◎新美哲彦
源典侍における老いと好色について◎栗山元子
研究史・研究ガイドライン・主要参考文献目録◎陣野英則

●―『源氏物語』の水脈
紫式部伝10「越前の藤原香子」◎上原作和
柳田国男の物語研究(3)◎伊藤好英
『源氏物語』の文法講座「見えじ―朧月夜」◎山田昌裕・井野葉子
和歌「歌という〈快楽〉―朧月夜の歌と身体」◎秋貞淑
準拠「南殿の花の宴」◎西本香子
物語の語り・表現・文体「源典侍という「いろごのみ」登場まで」◎陣野英則

文学史の中の『源氏物語』
Ⅰ 朧月夜と二条后◎大井田晴彦
Ⅱ 夜の寝覚③◎宮下雅恵
Ⅲ 世尊寺伊行の『源氏釈』―『源氏物語』注釈の時代へ◎湯浅幸代
Ⅳ 萩原広道◎原豊二

現代から読む人物論
まんが「平安時代のハイカラさん」◎三村友希
映画 「他者の物語―『ラストタンゴ・イン・パリ』」◎内藤まりこ
小説「老女の恋」◎木村朗子
歌舞伎「朧月夜」◎小山優子

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