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大谷光瑞の魅力と意義をアジアという地域性のなかに追求。ロシア、朝鮮、中国、チベット、トルコ、南洋など各地域との関わりを詳述するほか、建築、香、薬物、外務省外交記録など多角的な観点からの論考を多数収録。海外開教と学術調査の全貌を究明する。
「近代仏教」(第19号(2012年5月))にて、本書の書評が掲載されました。(評者:安藤礼二)