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国語音韻の変遷と仮名遣の変遷する状態、片仮名が仏典漢籍の訓点記入のために発生発達した状態を、平安初期より室町末期に至る訓点本資料によりて実証図表化。古訓点の傍訓多数。成実論、十輪経、四分律の三冊をも完備。中田祝夫解説、中田祝夫・峰岸明の和訓索引を付している。原著の色刷を復原。