白居易研究年報4
ハクキョイケンキュウネンポウダイヨンゴウ

白居易研究年報 第四号

太田次男ほか 編
ISBN 978-4-585-04047-7 Cコード
刊行年月 2003年9月 判型・製本 A5判・上製 368 頁
キーワード

定価:5,280円
(本体 4,800円) ポイント:144pt

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書籍の詳細

わが国に大きな影響を及ぼした白居易に関する研究は,現在においても中文・国文・比較文学を中心に広い分野で毎年多くの研究論文が作成されている。
年1回発行されている好評研究誌の第4号。影印3本ととくに資料が充実している。

 

 

目次
白詩は杜詩の口語をどのようにとりいれたか?
 ―春と老いの表現をめぐって―■下定雅弘
白居易の音へのこだわり
 ―白詩にみる音の世界―■中純子
進んでは要路に趨らず、退いては深山に入らず
 ―白居易の「中隠」の処世態度が後世の士人達に与えた影響について―■蹇長春(湯浅麻江訳)
元白の“初識”の年をめぐって
 ―陳才智氏の「元●白居易初識之年再辨」に答える―■金卿東(豊福健二訳)
身心の倶に静好なるを得むと欲せば―『聴幽蘭』
 楽天の≪琴≫から夕霧の≪蘭≫へ、『源氏物語』的文人精神の方法■上原作和
源通親「擬香山模草堂記」新考■仁木夏実
江戸時代における「長恨歌」享受の一齣■安野博之
『千載佳句』所収白居易詩逸句考(下)■植木久行
白氏文集巻六「遊悟真詩」(一百三十韻) 校注■謝思●
資料紹介:東京国立博物館蔵古筆切「白氏文集巻六十六」翻刻・影印・紹介■静永健
資料紹介:法帖 尊圓親王「琵琶行」(舊鈔本系本文)解題・影印・翻字■神鷹徳治・山口謡司
資料紹介:金剛寺蔵『文集抄』影印・翻刻―傚陶潜体十六首―■後藤昭雄
書評:王毅『園林与中国文化』■赤井益久
書評:雋雪艶『藤原定家「文集百首」の比較文学的研究』■近藤みゆき
書評:太田次男『旧鈔本を中心とする白氏文集本文の研究』■藤原克己
日本における白居易の研究―二○○一年―■下定雅弘
編集後記■津田潔

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