カートは空です。
商品982/2194
著者がこれまでに発表した平安時代の日記文学に関しての論文を集大成し、体系的な著作として完成した。本書では平安日記文学の生成・発展論を縦軸に、それぞれの作品論を横軸にして考究する。また、従来日記文学の性格は自照性・告白性・記録性とみるのが普通であるが、著者はその特質を回想性・時間性・「語り」の要素と機能にあるとし、新視点を提起した。