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社会・文化の様々な分野で改造論が朝鮮をおおった1920年代前半。それは「恋愛」や「結婚」に対する人びとの意識にも影響を及ぼし、「恋愛フィーバー」ともいえる流行をひきおこした。新聞や雑誌の挿し絵や漫画、広告などの資料をふんだんに盛り込み、1920年代前半の朝鮮文化を読み解く。
クォン・ボドゥレ(Kwon Boduerae)1969年、ソウル生まれ。ソウル大学国文科および同大学院国文科卒。ソウル大・仁荷大・韓神大の時間講師、梨花女子大学韓国文化研究院の研究員などをへて、現在は、高麗大学国文科の専任教員として在職中。進歩系時事週刊誌『ハンギョレ21』のコラムニスト。文学博士(韓国文学)。韓国語著書として、『恋愛の時代』のほかに、『韓国近代小説の起源』・『1910年代、風聞の時代を読む』(以上、単著)、『近代啓蒙期における「知識」概念の受容とその変容』・『韓国〈近代性〉研究の道を問う』・『近代啓蒙期における「知識」の発見と思惟地平の拡大』・『近代啓蒙期における「知識」の屈折と現実的深化』・『「少年」と「青春」の窓』・『アプレガール、「思想界」を読む』(以上、共著)など。鄭大成(じょん・でそん)岡山朝日高校卒。早稲田大学および明治大学大学院卒。梨花女子大学に留学後、ソウル大学大学院国文科卒。ソウル大招聘教授など歴任し、現在、高麗大客員研究員。文学修士(史学)、文学修士(韓国文学)。単著に『朝鮮王―その虚像と実像(韓国ドラマ時代劇王BOOK)』(角川グループパブリッシング)、共著に『<翻訳>の圏域―文化・植民地・アイデンティティ』(筑波大学文化批評研究会)、共訳に『日本軍の性奴隷制』(論創社)、韓国語共著に『在日同胞文学とディアスポラ』、韓国語単訳に『大正文化』(南博ほか著)など。