カートは空です。
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〈中国の夢〉をスローガンに掲げ、〈中華民族の偉大な復興〉を目指す習近平の言動は、中国脅威論から崩壊論まで様々な議論を呼んでいる。習仲勲と毛沢東という〈ふたりの父親〉から、革命の赤い血と広大な黄色い大地を受け継いだ習近平の、紅二代(抗日から建国までの苦難を体験した世代の子どもたち)というアイデンティティーは、中国をどこに導くのか?13億人を率いるリーダーの行動原理を解明する。
加藤隆則(かとう・たかのり)1962年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。86~87年北京で語学留学。88年、読売新聞入社。東京本社社会部で司法・皇室を担当。2005年7月から11年3月まで上海支局長。同年6月から読売新聞中国総局長。著書に、『「反日」中国の真実』(講談社現代新書、2013年)、『習近平の密約』(文春新書、2013年)、『中国社会の見えない掟 潜規則とは何か』(講談社現代新書、2012年)など。