トウキョウヨンブンノイチトカンガエル オリンピックブンカプログラム

TOKYO1/4と考える オリンピック文化プログラム

2016から未来へ
東京文化資源会議 編
ISBN 978-4-585-20043-7 Cコード 1000
刊行年月 2016年4月 判型・製本 A5判・並製 264 頁
キーワード アーカイブズ,現代社会,文化史

定価:2,750円
(本体 2,500円) ポイント:75pt

 品切 
書籍の詳細
1964オリンピックから2020オリンピックへ―
競技だけがオリンピックじゃない!

オリンピックはスポーツの祭典であり、文化の祭典である。
これから4年間の「文化プログラム」(文化活動や発信)に向けて、すでに各地域のフロントランナーたちが走り出している。
全国の先行事例が一目でわかる! 文化プログラムに参加する人たちへ。

 

 

目次
はじめに 柳与志夫(東京文化資源会議事務局長)

Ⅰ オリンピック文化プログラムとは何か
「オリンピック文化プログラム」序論―東京五輪の文化プログラムは二〇一六年夏に始まる  太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング芸術・文化政策センター長)

対談 オリンピックが「戦後」を終わらせる
青柳正規(文化庁長官)×御厨貴史(東京大学名誉教授)

Ⅱ フロントランナー、4人が語る!
回帰する都市 リノベーションする都市 隈研吾(建築家)
熱狂の中心を作り出すために 猪子寿之(teamLab代表)
みんな乗り込め キャラバン隊が行く 野田秀樹(劇作家)
二〇二〇年にTURNする 日比野克彦(現代美術家)

Ⅲ 文化プログラムのトリガー・文化資源
二〇二〇年へのレガシー 二〇二〇年からのレガシー 吉見俊哉(東京大学教授)
東京の文化資源の多様性と東京文化資源区構想の意義 
柳与志夫(東京文化資源会議事務局長)
「東京ビエンナーレ」が日本の地域を変える 中村政人(東京藝術大学教授)

Ⅳ 全国に展開する文化プログラム
個都・東京―東京文化資源区構想と東京オリンピック二〇二〇をめぐって
南後由和(明治大学専任講師)
水と土に育まれた「創造交流都市にいがた」 篠田昭(新潟市長)
過去・現在・未来に求められる地域活動―台東区谷中界隈の事例にもとづく考察
手嶋尚人(東京家政大学教授)
英国から、ふじのくに静岡へ―新たなレガシーが生まれる
岩瀬智久(静岡県文化・観光部文化政策課)
文化が開く京都の未来~創造、育成、交流~ 平竹耕三(京都市文化芸術政策監)
  地方から発信するBEPPU PROJECTの力 山出淳也(BEPPU PROJECT代表理事)
沖縄文化を世界へ ―二〇二〇年東京五輪を契機とした地域文化発信の可能性
杉浦幹男(沖縄県文化振興会文化芸術推進課プログラムディレクター)

資料編
【コラム①】二〇〇八年北京大会のギリシャ芸術展示館
【コラム②】二〇一二年ロンドン大会大英博物館が 文化プログラム会場に
【コラム③】アテネの地下鉄ミニミュージアム
【コラム④】ナショナルハウス
舛本直文(首都大学東京教授)
プロフィール

東京文化資源会議(とうきょうぶんかしげんかいぎ)
2014年6月より政府機関、大学、民間研究機関、企業等、様々な分野の専門家、実践者の有志が集まった「東京文化資源会議」。
上野、本郷、谷根千、神保町、秋葉原、神田、根岸等の個性的な地域の文化資源を活かしたプロジェクトを推進して、2020東京オリンピック、さらにそれ以降の新たな東京を考えている。

書評・関連書等

「朝日新聞」(2016年6月5日)にて、本書の紹介文が掲載されました。

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