カートは空です。
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グローバル化した現代社会において、子どもを産むこと、家族をつくることは1つの国の中だけで完結しない、世界的な視野で考えねばならないテーマになっている。多彩なリプロダクションの現象を盛り込み、人類学的視点からリプロダクション、国家、文化、医療の関係を探る。
松岡悦子(まつおか・えつこ)1954年生まれ。奈良女子大学生活環境学部教授。専門は文化人類学。主な著書に『出産の文化人類学』(海鳴社、1991年)、『産む・産まない・産めない―女性のからだと生き方読本』(松岡悦子編、講談社現代新書、2007年)、『世界の出産―儀礼から先端医療まで』(共編、勉誠出版、2011年)、『アジアの出産と家族計画―「産む・産まない・産めない」身体をめぐる政治』(共編、勉誠出版、2014年)などがある。