カートは空です。
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本書は、現存する明治・大正期の沖繩の新聞(『琉球新報』・『沖繩毎日新聞』)に掲載された短歌について、その基礎的な研究の一環として、資料の整備とそれらをめぐって若干の考察を行ったものである。明治から大正期にかけての沖繩では、まだ印刷のシステムが整っておらず、出版、刊行物も極めて少なく、作品発表の場として新聞紙面が多く利用されたので、そこに掲載された作品を見ることは、沖繩近代の表現の独自な在り方を明かにすることといえよう。