カートは空です。
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魏晋南北朝時代は秦漢統一帝国と隋唐統一帝国の中間に位置する。政治的に複数の政権が並立する分裂の時代ではあるが、そこには新しい動きが様々な点で生まれ、成長して行き、隋唐時代に繋がって行く。それら新しい動きを「政治・人物」、「思想・文化」、「国都・都城」、「出土資料」の4つの側面から捉え、魏晋南北朝史研究の「いま」を分かりやすく解説し、非統一時代に生きた人々・物事の足跡を浮かび上がらせる。
窪添慶文(くぼぞえ・よしふみ)(公財)東洋文庫研究員。専門は中国魏晋南北朝史。主な著書に『魏晋南北朝官僚制研究』(汲古書院、2003年)、『中国史2―三国〜隋唐―』(共著、山川出版社、1994年)、『墓誌を用いた北魏史研究』(汲古書院、2017年)などがある。
「澎湃新聞」(2017年10月20日号)に編者のインタビューが掲載されました。「書道美術新聞」(2017年12月1日号)に書評が掲載されました。「史學雑誌」(第127編 第5号)にて、「魏晋南北朝」項にて紹介されました。「唐代史研究」(第21号)にて、書評が掲載されました。→(評者:峰雪幸人(早稲田大学文学学術院助手))