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近世史研究の原点となった『日本誌』を著したケンペル、『更級日記』を英訳したモリスら先駆者たちが切り開いてきた各国の日本研究。彼らのあとを担う欧米やアジアの第一線の研究者たちが、「世界」という観点から「日本」を捉えるための新たな視座を提示する。
伊藤守幸(いとう・もりゆき)秋田県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程中退。博士(文学)取得(東北大学、1995年)。国立仙台電波工業高等専門学校助教授、弘前大学人文学部教授などを経て現在学習院女子大学教授。著書に『更級日記研究』(新典社、1995年)、『更級日記の遠近法』(新典社、2014年)、共訳に“The Sarashina Diary : A Woman’s Life in Eleventh-Century Japan” (Columbia University Press, 2014年)など。岩淵令治(いわぶち・れいじ)1966年東京都生まれ。学習院大学文学部卒業、東京大学大学院人文社会研究科博士課程単位取得退学後、博士(文学)取得(1999年)。国立歴史民俗博物館総合研究大学院大学准教授などを経て現在学習院女子大学教授。著書に『江戸武家地の研究』(塙書房、2004年)、編著に『史跡で読む日本の歴史9』(吉川弘文館、2010年)、共編著に『歴史研究の最前線vol.13 史料で酒をよむ』(国立歴史民俗博物館、2011年)、『日本近世史』(日本放送出版会、2013年)など。