カートは空です。
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千数百年にわたり日本人のこころを伝えてきた漢詩。それぞれの時代の偉人たちが残してきた作品を、易しく丁寧な解説とともに読み解き、そこにあらわされた日本人の心を見つめなおす。漢詩の楽しさ・奥深さを知るための絶好の入門書。
宇野直人(うの・なおと)昭和29年(1954)生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在は共立女子大学国際学部教授、中国古典学会専門委員、全日本漢詩連盟理事、日本漢詩文学会代表会員。主な著作に『中国古典詩歌の手法と言語―柳永を中心として』(研文出版、1991)、『柳永論稿―詞的源流与創新』(張海鷗・羊昭紅訳、上海古籍出版社、1998)、『漢詩の歴史』(東方書店、2005)、『漢詩に見る日本人の心』(NHK出版、2015)、『漢詩名作集成』中華編(明徳出版社、2015)、『日本の漢詩 鎌倉時代から昭和へ』(明徳出版社、2017)など。また、共著に『李白―巨大なる野放図』(江原正士氏との共著、平凡社、2009)、『杜甫―偉大なる憂鬱』(江原正士氏との共著、平凡社、2009)、『漢詩を読む』全四冊(江原正士氏との共著、平凡社、2010~2012)、『朱子絶句全訳注』(全十一冊、既刊五冊、汲古書院、1991~)など。翻訳に「夏目漱石の漢詩」(鄭清茂著、『門』十八~二十二号、2011~2013)、『漢詩名作集成』日本編(李寅生著、宇野直人・松野敏之監訳、明徳出版社、2015)、注解に『中国古典文学』(アンドレ・レヴィ著、中野茂訳、宇野直人注解、明徳出版社、2014)などがある。
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