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本書は、長年にわたって論争が行われてきたにもかかわらず未解決のままであった『今昔物語集』の成立圏の問題を正面から取り上げ、その解明を試みたものである。『今昔〜』の成立に関しては、これまで天台成立説が有力とされてきたが、それに対し、内部徴証に反すると否定されてきた南都成立説を取り上げ、内部徴証・外部徴証の両面から総合的に検討する。書評掲載情報-------------
『説話文学研究』第四十一号(2006年)に、本書の書評が掲載されました(評者:田口和夫)。