アジア遊学100
アジアユウガクヒャクゴウノテイアン

アジア遊学100号の提案

これからの研究構想を語る
編集部 編
ISBN 978-4-585-10351-6 Cコード 1020
刊行年月 2007年8月 判型・製本 A5判・並製 224 頁
キーワード

定価:2,200円
(本体 2,000円) ポイント:60pt

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書籍の詳細

アジア遊学創刊から100号を記念し、これまでの特集を担当した執筆者を中心に、それぞれの研究分野が新しい時代のアジア研究と今後のアジア遊学とに果たす役割と展望を語る。

 

 

目次
●アジア遊学の未来
アジアを超えた世界の雑誌を/渡邊欣雄
まだまだ増える、アジアのニッチなナビゲーション/相田満
中国社会史の確立とその波及へむかって/伊原弘
共同研究三題/小島毅
比較史のアジア/三浦徹
公共領域としての東アジア/桑島道夫
塗り替えられる中国近現代史/辻康吾
三つの機運/鈴木貞美
対アジアの思考軸で日本人のアイデンティティー探しを/王敏
二十一世紀COEプログラムと「四川モデル」/工藤元男
中国近世地域史研究の可能性/須江隆
中国学と情報学の学際的連携史資料の共有化とデジタル・データベースの可能性/貴志俊彦
現代中国社会のグローバリゼーション/佐々木衞
「革命」の空虚と統一された「自由」中国現代文学研究者の課題について/関根謙
●アジア学の展望
アジア移民学の構想/吉原和男
東アジア近代史における「史料化」の課題/川島真
海域世界研究のメソッドとフィールドワーク/原尻英樹
都市研究におけるアジア/吉原直樹
アジア建築史が持つ意味学問の末広がりを目指して/高村雅彦
映画を通してアジアに迫るインドネシア映画の現在/小池誠
マンガ・アニメーションのアジア学とアキバ/江藤茂博
音楽におけるアジア学の新展望アジアにおける太鼓の研究/山本宏子
アジアの歴史家たちの著作が読みたい/内田知行
石窟寺院のライフ・ヒストリーと山中異界観の表象/勝木言一郎
中国茶文化史研究の諸問題/高橋忠彦
北方からの視点北方諸民族文化とアジア学/渡部裕
日本の西アジア考古学の歩みと展望/宮下佐江子
香港の社会言語学研究回顧と展望/吉川雅之
●民俗・宗教
世界神話の視点から/篠田知和基
アジアの文化変化あるいは融合/諏訪春雄
神話・説話におけるユーラシアの道、太平洋の道/丸山顕徳
生きている神話や生きている歌垣の第一次資料が必要/工藤隆
比較神話伝説学の黎明高木敏雄と柳田・南方・津田/増尾伸一郎
東アジアの比較説話の視界『新羅殊異伝』を読む/小峯和明
月へ昇る話/山本節
アジア民俗文化の保護と発展にむけて国際アジア民俗学会の実績と今後の課題/櫻井龍彦
アムドの夏祭・六月会と工芸文化変貌の兆し/服部等作
変容する仏教/田中純男
宗教研究から見る辺境の漢化/井上徹
●日本・中国・韓国
日中古典文学の「国境」/静永健
〈伝承〉という観点から/志村有弘
敦煌本と旧鈔本唐鈔本の復元を巡って/神鷹徳治
江戸の博物学/高津孝
日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学・序説/蘭信三
上ェの港湾都市・福州アジア海域史/本田精一
朝鮮史からみた「海域史」研究/六反田豊
〈極私的〉朝鮮古典研究の展望/野崎充彦
朝鮮史研究の現在/須川英徳
日韓の人形劇門付けの人形と独相撲と神相撲/李杜鉉

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