アジア遊学別冊3
ニホンチュウゴクコウリュウノショソウ

日本・中国交流の諸相

早稲田大学古代文学比較研究所 編
ISBN 978-4-585-10404-9 Cコード
刊行年月 2006年4月 判型・製本 A5判・並製 189 頁
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定価:2,640円
(本体 2,400円) ポイント:72pt

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目次
はじめに

日本の古代文学を発生学から考える  厳 紹
「聖徳太子」と戦後六〇年  新川登亀男
五行と中日古代官服の色に関して  韓 昇
日本古代の留学者に関する考察  泉 敬史
万葉歌の表現と漢詩の表現―特に身体的所作にかかわる表現をめぐって―  高松寿夫
古代日本の仏典注釈書における漢籍の引用―善珠撰『因明論疏明灯抄』の反切注記を中心に―  河野貴美子
日本の詩歌における菊のイメージ―菅原道真の漢詩を視点として―  周 以量
私日記の発生と展開 覚書―外記日記の変容を通して―  中丸貴史
粟田障子詩にみる大江匡衡の白居易受容  木戸裕子
『源氏物語』の終焉とトポロジー―「長恨歌」・七夕・浦島伝説との関わりから―  於国瑛
『本朝無題詩』の山寺詩―慈恩寺詩を中心に―  七田麻美子
大江匡房『秋深夜漏闌詩序』考  吉原浩人
和歌の題詠における「句題」の概念を巡って  加畠吉春
中巌円月の楊雄観  孫 容成
謡曲『猩猩』における菊花酒と竹の葉の酒  張 哲俊
近代の源氏物語の漢訳受容―川合次郎と『紫史』―  岡部明日香
郭沫若におけるタゴール評価の問題―その詩人像の変遷を通して―  戴 煥
雑誌『女声』の歴史的考察―その殖民性の特色と意義について―   暁華

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