人間愛叢書
ヒノオンナ

火の女

福田清人 著
ISBN 978-4-585-01237-5 Cコード 0095
刊行年月 2009年11月 判型・製本 四六判・並製 272 頁
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定価:1,980円
(本体 1,800円) ポイント:54pt

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書籍の詳細

女たちの愛に満ちた波瀾の生涯

時代の波に翻弄され、傷つきながら、彼女たちは愛に、仕事に、確固たる信念をもって前進していった。
与謝野晶子、岡田嘉子、松井須磨子、平塚雷鳥……。彼女たちはなんと美しく光輝いていることか。
名手福田清人が贈る、評伝文学の秀逸。
西沢正太郎解説。

 

 

目次
『火の女』に題す
岡田嘉子 恋ゆえに氷雪の国境を越えた情熱の名女優
波多野秋子 苦悩の文豪と高原に消えた妖艶な婦人記者
藤蔭静枝 恋に芸に三代を生きぬいて来た名舞踊家
春本万龍 一世を風靡した優艶たぐいなき天下の名妓
松井須磨子 愛人の死を追って哀しく逝いた灼熱の女優
柳原白蓮 権勢を捨てて純愛に走った築紫の女王
伊藤野枝 無政府主義者と兇刃に散った女豹の如き女
松旭斎天勝 愛と情熱の化身・一世を幻惑した魔術の女王
与謝野晶子 熱きやわ肌・豊麗・浪漫派の歌人
照近江お鯉 才色侠気三代を彩る宰相の愛妓
平塚雷鳥 新しき愛に生きた女性解放の先駆者
原阿佐緒 純情一路に生きぬいてきた哀恋の女流歌人
解説 近代史を彩る愛恋万華鏡(西沢正太郎)
解説 福田清人の文学(志村有弘)

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