ニシガワニヨルコッカテロ

西側による国家テロ

アレクサンダー・ジョージ 編/古川久雄・大木昌 訳
ISBN 978-4-585-00153-9 Cコード
刊行年月 2003年8月 判型・製本 A5判・上製 356 頁
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定価:4,400円
(本体 4,000円) ポイント:120pt

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※品切れ絶版 

国家テロとは何か、何が問われているのか? 第二次大戦終了時から1991年までの、いわゆる冷戦期に、西側諸国とくにアメリカとイギリスが実行した国家ぐるみのテロについて書かれた8本の論文を収録。

「明確で痛ましい事実は、テロのどんな妥当な定義に当てはめても、アメリカとその友好国こそ今日、世界中のテロ事件の中心的な支援者、スポンサー、実行者である」
アレクサンダー・ジョージ

「アメリカは反テロという何国家テロを世界の至る場所で仕掛けているのだが、その背後にはアメリカの『政治文化』ともいうべき深く浸透した観念がある」
ノーム・チョムスキー

 

 

目次
訳者まえがき

一章 序
アレクサンダー・ジョージ

二章 国際テロ イメージと実態
ノーム・チョムスキー

三章 テロ問題 そのイデオロギー化と産業化
エドワード・S・ハーマン/ゲリー・オサリヴァン

四章 テロ学批判
アレクサンダー・ジョージ

五章 米国対外政策のテロリスト的基盤
リチャード・フォーク

六章 アメリカの戦略構想と対ゲリラ戦国家テロ
マイケル・マッククリントック

七章 封じ込め政策とその失敗 英国と北アイルランド紛争
ビル・ロールストン

八章 インドネシア 大量殺戮と独裁主義的権力の確立
カルメル・ブディアルジョ

九章 レーガン・ドクトリンと南部アフリカの「不安定化」
セアン・ゲルヴァン/シビル・ウォン

原注
索引
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