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商品742/2194
『ヒト発癌ウイルスと日本人のDNA』と併せることで、基礎医学の分子腫瘍学と、臨床医学の臨床腫瘍学・腫瘍内科/血液内科の双方の成果が揃う。明日の命の不安におびえる癌患者のために、今後どのような分子標的治療が希望をつなぐかを明示し、癌患者に救いの手を差し伸べる緩和ケアを包括的に取り扱う。
CCC研究所所長。京都大学大学院医学研究科博士課程修了、京都大学医学博士。専門は分子生物学・分子腫瘍学・ウイルス発癌 (成人T細胞白血病ウイルス研究)、臨床腫瘍学・血液学・緩和ケア。長崎大学、京都大学での研究を経て、1997年にCCC研究所を設立、所長に就任。分子人類学 (DNA多型分析)・言語学 (言語多様性) などの客観的指標に基いて日本人集団・アイヌ民族の科学的視点からの成立史および伝統文化の分析を行ってきた。その後、臨床医学 (地域医療・緩和ケア) のフィールドを通して、地域伝統文化の豊かさ・多様性の解明という人文科学 (死生観・哲学) との接点を新たに築き、研究の深化を進めている。