カートは空です。
商品911/2194
寂蓮は『新古今和歌集』の選者に選ばれ、新風形式の中心歌人として俊成や定家と並ぶ新古今時代の代表的歌人である。しかし乍ら完成を見ずに入寂したため研究が立ち遅れた風がある。本書は、前著『寂蓮法師全歌集とその研究』の基礎研究をより深化させ、第一章「家集の研究」、第二章「定数歌の研究」、第三章「歌合 歌仙歌合・歌会 秀歌撰の研究」として構成し、各個の作品の考察を加えた。更に付篇「寂蓮の新出歌」を付載。