カートは空です。
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エストニア文学の巨匠ヤーン・クロスの数少ない翻訳小説のひとつである。主人公マルテンスはエストニア出身の国際法学者で,国際舞台で活躍した辣腕外交官であった。ポーツマスの日露交渉ではロシア側全権団の頭脳として外交的勝利をおさめた立役者であった。人生の終わりに脳裏をよぎる思いはなにか。民族の誇りとはなにか。外交とはなにか。