カートは空です。
商品1306/2194
本書は通時論・共時論・応用論の三部からなり、和歌の構造とその変容を闡明にしようとする意図を持つものである。そして、人と神、景と心、身と心といった二項対立的な把握が、和歌の分析において有効であることを証している。要は、分析用語のきらびやかさを競うことではなく、作品に寄り添い、作品の声を、作品の本質をいかにたちあがらせるかであると考えている。