時を隔ててもなお読まれるべき、重要な論文を大胆に収録。各巻ごとに全体の「総説」、各論文を読み解く「解説」及び「研究史の総括と展望」を附し、これまでの研究成果を整理、今後の新たな展望を示す。
第2巻では、「本文」と「言葉」、二つの基礎領域を再検討し、『源氏物語』研究に新たな展望を示す。
〈戦国時代〉に突入した本文史研究
系統論への根本的な疑義・・・・・・本文史研究はどこに向かってどのように進もうとしているのか?
通い合わない「研究の言葉」。言葉をめぐる最新の議論へすすむ前に、「基礎」研究の再読・再考を!