三島由紀夫論集1
ミシマユキオノジダイ

三島由紀夫の時代

松本徹・佐藤秀明・井上隆史 編
ISBN 978-4-585-04041-5 Cコード 3091
刊行年月 2001年4月 判型・製本 A5判・上製 250 頁
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定価:4,950円
(本体 4,500円) ポイント:135pt

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書籍の詳細

『三島由紀夫事典』(平成12年11月,小社刊)でこれまでの膨大な成果を展望,未発表資料も含めて整理し,見やすいかたちにするよう努めたが,それとともに,新たな研究をスタートさせるべく,約50名の執筆陣からなる論集を刊行した。

 

 

目次
学習院・『文藝文化』■高橋新太郎
戦争,そして占領の下で■松本 徹
移りゆく時代の表現■佐藤秀明
私見・三島由紀夫と戦後歌舞伎の周辺■中村哲郎
昭和の時代―伝統文化の防衛と楯の会■宮崎正弘
三島由紀夫,その影と響き■鈴木貞美
三島由紀夫の帰郷■山内由紀人
三島由紀夫と川端康成■太田鈴子
三島由紀夫の内と外の批評家たち■樫原 修
ドナルド・キーン宛「三島書簡」を解読する■角地幸男
村松剛と三島由紀夫■井上隆史
跳梁する主観―『青の時代』論■柴田勝二
さまざまな変容―「禁色」序説■田中美代子
「幸福」という存在論■小笠原賢二
「絹と明察」論■竹松良明
『喜びの琴』,〈戯曲読み〉の幻滅と変容■細谷 博
〈声〉を翻訳すること■一柳廣孝
『豊饒の海』の構造■高橋 透

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