カートは空です。
商品2055/2194
谷崎,志賀から中上健次まで目次に現われる23人の作家のほか,・外,漱石,荷風,独歩,鏡花など,近・現代文学オーソドキシーの中に,都市に生きる人間の様々なドラマ,その意識無意識の哀れさ美しさを読み,浮き彫りにする。柔軟細緻な読みと文体で知られた批評家が,作家と作品の分かちがたい狭間に鋭いメスを入れた最新評論集。理論先行の現代批評界にあって,文芸評論の本道を見る喜びがここにある。