カートは空です。
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横光利一は芭蕉を深く敬慕し,400に近い俳句を残した。昭和の新興俳句と新感覚派の小説の台頭はほぼ鬨を同じくする。横光がモダニズム文学の一翼を担うことによって,俳句界の新化に与えた影響は量り知れないものがある。本書は横光と俳句の関わりを丹念に辿り,横光文学に俳句が果たした役割を明らかにした。