カネコミスゞハナトウミトソラノウタ

金子みすゞ 花と海と空の詩

詩と詩論研究会 編
ISBN 978-4-585-05047-6 Cコード
刊行年月 2003年2月 判型・製本 四六判・上製 304 頁
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定価:2,750円
(本体 2,500円) ポイント:75pt

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書籍の詳細

26歳の若さで自ら命を絶った金子みすゞの詩は今またよみがえり、いっそうきらめきをまして、人々の心にやさしさを広げてゆく。
ふと胸を熱くさせ、人間の心をとり戻す詩に出会う。
そんな詩を書いた金子みすゞの《人と詩》に迫る評論シリーズ第三弾。

 

 

目次
金子みすゞの《花》 馬渡憲三郎
金子みすゞ「花」のイメージとその役割 槌賀七代
金子みすゞ 花の世界 岸睦子
やっぱり海へゆくんだよ―みすゞ童謡詩における〈海〉〈山〉の位相― 有山大五
金子みすゞと「海」 眞有澄香
金子みすゞにみる海の詩―海との絆― 早野喜久江
水平線のかなたへ…… 杉山欣也
「青いお空」について 安田義明
空の詩について 上宇都ゆりほ
金子みすゞの空の詩 熊谷信子
金子みすゞと釈迢空――空の詩について―― 石内徹
天の底、地の底、そして海の底 中沢弥
「私と小鳥と鈴と」 小倉真理子
金子みすゞ“自死と再生の夢” 宮本一宏
金子みすゞとシルヴィア・プラス――月の詩を通して母との関係を探る―― 木村慧子
金子みすゞと「燭台」 吉田生緒
〈自然のこども〉を生きた詩人たち――金子みすゞと与田凖一―― 富盛菊枝
不思議な港町――金子みすゞと中原中也―― 勝原晴希
清水澄子と金子みすゞ 志村有弘

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