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金子みすゞ この愛に生きる

詩と詩論研究会 編
ISBN 978-4-585-05048-3 Cコード
刊行年月 2003年11月 判型・製本 四六判・上製 288 頁
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定価:2,750円
(本体 2,500円) ポイント:75pt

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書籍の詳細

好評「金子みすゞ評論シリーズ」第4弾。
今回は、みすゞ詩のやさしさの理由について「愛」を視座に探る。
評論だけではなく、みすゞの生涯や詩に感銘をうけた詩人たちによる詩や短歌作品、作家による書き下ろし小説など、おもしろい試みがなされている。

 

 

目次
はじめに  

みすゞの愛
金子みすゞ愛と喪失・の代償 宮本一宏  
ロマン主義者としての金子みすゞ 小林和子  
残照への愛 上宇都ゆりほ  
父への思い―金子みすゞとシルヴィア・プラス― 木村慧子  

文学と表現と愛
〈愛〉の教化―子どもの音楽教育史を通してみた金子みすゞ― 眞有澄香  
〈さみしい〉という抒情 安田義明  
女の子じゃない・男の子じゃない―金子みすゞの童謡における性別越境と愛― 児玉喜恵子  
書物とともに 中沢弥  
特異な詩人金子みすゞを読む 刑部和儀  

〈金子みすゞ〉を文学で表現する
短歌*紙折りあそぶ―〈みすゞ童謡詩〉によせる心象二十一景― 有山大五  
 詩*やさしい海 千早耿一郎  
 詩*冰心玉壷 島田紀孝  
小説*金子みすゞの死 葉山修平  

みすゞと作家と愛と
愛―金子みすゞと樋口一葉そして林芙美子『放浪記』 岸睦子  
思い出の糸車―みすゞと白秋と― 小倉真理子  
金子みすゞと神西清―二つの母への愛― 石内徹  
詩人、それぞれの愛と死―森清秋・金子みすゞ・清水澄子・久坂葉子― 志村有弘  

あとがき

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