イラクセンソウノショウゲキ

イラク戦争の衝撃

変わる米・欧・中・ロ関係と日本
木村汎、朱建栄 編
ISBN 978-4-585-05078-0 Cコード
刊行年月 2003年12月 判型・製本 四六判・上製 296 頁
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定価:3,080円
(本体 2,800円) ポイント:84pt

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書籍の詳細

イラク戦争とは何か。
それは世界に何をもたらしたか。
そして世界はどう変わるか。
根源的な問いとともに世界情勢の全体像を描き切る。

9・11は国際テロリズムにたいする共闘、さらにはエネルギー経済協力をも目的として米ロを結びつけた。そしてイラク戦争はこの「異常な同盟」を揺さぶる最初の危機であった。米ロ二国間の関係の変化と、それが世界に及ぼした影響について論及する。

 

 

目次
まえがき 木村 汎

米 国
第1章 セキュリティ・パラドックスに陥るアメリカ
土山實男

第2章 「ネオコン」とイラク戦争
島村 力


ロシア
第3章 プーチン外交の漂流
木村 汎

第4章 イラク戦争で露わになったロシア外交の本質―ロシアとイラク、欧米関係を中心に―
袴田茂樹

中 国
第5章 中国外交の新思考
朱 建栄

第6章 9・11後の中国―安定的発展の模索
高原明生

米欧、米ロ、米中、中ロの二国関係
第7章 イラク戦争と米欧関係
佐瀬昌盛

第8章 米ロ協調体制の成立と動揺
名越健郎

第9章 米中関係―同床異夢の戦略的共存
添谷芳秀

第10章 協調と競合の中ロ関係
石井 明

日 本
第11章 イラク戦争への日本の対応
村田良平

索引

担当執筆者

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