チュウオウアジアノユクエ

中央アジアの行方

米ロ中の綱引き
木村汎・石井明 編
ISBN 978-4-585-05079-7 Cコード
刊行年月 2003年12月 判型・製本 四六判・上製 340 頁
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定価:3,300円
(本体 3,000円) ポイント:90pt

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書籍の詳細

9・11からイラク戦争をへて世界戦略の舞台となった中央アジアはどこへ向かおうとしているのか。
気鋭の専門家が総括する中央アジアの現在と将来。

9・11は中央アジアに地殻変動をもたらした。
9・11はまた「上海協力機構」の結束に水をさす可能性をも秘めいている。
中央アジア5ヶ国、ロシア、中国、米国、そして日本はイラク戦争をへて現在にいたるまで、どのような思惑を抱いてどのように動いたのか。
また、これらの諸国内、諸国間にはどのような問題が存在し、どのような影響がもたらされるのか、これが本書の検討課題である。

 

 

目次
まえがき 木村 汎

ロシア
第1章 プーチンの中央アジア政策
木村 汎

中国
第2章 上海協力機構と中国外交
朱 建栄

第3章 中央アジアと中国の民族・宗教・経済発展
王  柯

中ロ関係
第4章 国境問題
岩下明裕

第5章 中ロ戦略パートナーシップと上海協力機構
石井 明

中央アジア―総論
第6章 中央アジアの重要性
孫崎 享

第7章 中央アジア諸国の経済状況
坂下 修

中央アジア―各論
第8章 カザフスタン―多国間主義の理念と現実
湯浅 剛

カザフスタンのユーラシア主義
第9章 キルギスタン―「持たざる国」の選択
岡田晃枝

第10章 タジキスタン―全方位外交の継続・強まる権威主義
中島隆晴

第11章 ウズベキスタン―ブッシュ政権との「危うい」同盟
帯谷知可

第12章 トルクメニスタン―大国を翻弄する小国
岡田晃枝

あとがき 石井 明


巻末資料 「上海協力機構」創立宣言

索引

担当執筆者

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