『古事記』『日本書紀』の伝える神武東征伝承こそ、邪馬台国勢力東遷の記憶である。
神話は、史実を伝えている。
北九州に存在した邪馬台国(高天の原)勢力の一部は、卑弥呼(天照大御神)の死後、南九州に下った。南遷した勢力のなかから、神武天皇の名で伝えられる人物があらわれる。神武天皇は、西暦三世紀の末に東征し、大和朝廷をひらいた。
※『週刊文春』2005年8月4日号、『新刊推薦文(文春図書館内)』に紹介されました。
※北海道新聞書評欄(10月2日付)『ほん<語る>』に、『大和朝廷の起源』著者インタビューが掲載されました。
※読売新聞全国版(10月4日夕刊)に、『大和朝廷の起源』が紹介されました。