ケンキュウシ ニホンゴノキゲン

研究史 日本語の起源

「日本語=タミル語起源説」批判
安本美典 著
ISBN 978-4-585-05413-9 Cコード 0081
刊行年月 2009年7月 判型・製本 A5判・上製 312 頁
キーワード

定価:3,080円
(本体 2,800円) ポイント:84pt

 品切 
書評掲載:

「出版ニュース」(2009年10月下旬号)ブックガイド欄で紹介されました。
書籍の詳細

日本語の起源はどこにあるのか?
『万葉集』の歌が朝鮮語、タミル語、レプチャ語で説明できる……。
数多ある俗流起源説を総覧、その誤謬を鋭く指摘し、日本語の起源問題を読み解くための方法論を提示する。

 

 

目次
はじめに
プロローグ 日本語の起源探求の新局面
第1章 従来の方法による諸研究
第2章 計量比較言語学の登場と発展
第3章 「言語年代学」の登場と発展
第4章 「語葉統計学」の登場と発展
エピローグ さらなる探求のために
プロフィール

安本美典(やすもと・びてん)
1934年、中国東北(旧満洲)生まれ。
京都大学文学部卒業。文学博士。産業能率大学教授を経て、現在、古代史研究に専念。『季刊・邪馬台国』編集責任者。情報・古学会会員。
専攻は、日本古代史、言語学、心理学。
『大和朝廷の起源』(勉誠出版)などの、本シリーズの既刊9点以外の主な著書に、次のようなものがある。
日本古代史関係……『神武東遷』(中央公論社)、『卑弥呼の謎』(講談社)、『邪馬台国への道』(筑摩書房)、『研究史邪馬台国の東遷』(新人物往来社)、『吉野ケ里遺跡と邪馬台国』(大和書房)、『奴国の滅亡』(毎日新聞社)、『新説:日本人の起源』(宝島社)、『邪馬台国はその後どうなったか』(廣済堂出版)、『日本誕生記Ⅰ、Ⅱ』『邪馬台国の真実』(PHP研究所)など。
言語学関係……『日本語の誕生』(大修館書店)、『日本語の成立』(講談社)、『日本語の起源を探る』『卑弥呼は日本語を話したか』(以上、PHP研究所)、『日本人と日本語の起源』(毎日新聞社)、『言語の科学』(朝倉書店)、『言語の数理』(筑摩書房)など。

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