カートは空です。
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〈物語の力〉を信じつづける作家は閉塞した現代小説を乗り越えられるか―。『博士の愛した数式』『ホテル・アイリス』『ミーナの行進』などで知られる人気作家の作品世界をわかりやすく解明し、その創作の秘密に迫る。
綾目広治(アヤメヒロハル)1953年広島市生まれ。京都大学経済学部卒業。広島大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、ノートルダム清心女子大学文学部教授。「試想」同人。「千年紀文学の会」会員。文芸評論家。著書に『脱=文学研究 ポストモダ ニズム批評に抗して』(日本図書センター)、『アジアのなかの日本文学』、『アジア・ナショナリズム・日本文学』、『過去への責任と文学』(いずれも共著、皓星社)など
*「週刊読書人」(2009年12月4日)に書評が掲載されました。(評者:清水良典)