・方言アクセントのデータベースとして最大規模
明治30 年代〜大正初年の話者を中心に、若干の壮若年層の資料を加えたもの。本資料によって、京都アクセントの全貌をはじめて解明。
・高い史的価値、綿密な調査
注目されながら詳しい調査がなかった、近畿周辺〜四国に分布する、京阪系諸アクセントの、初の本格的調査結果。中世〜近世の京阪アクセントをよく保存する諸アクセントのデータが多量に含まれ、アクセント史研究にも必須。京阪式と関係が深い、讃岐式・垂井式の資料も提示。
・語彙・文法研究などにも有用
明治20 年生を筆頭に、現在では聴くことができない世代の、京都を中心とする地域の多量の会話の文字化テキスト。アクセント・品詞情報のタグ付き。
・日本語最古の録音資料としての希少価値
幕末から明治10 年代生まれの落語家による、大阪落語SPレコードの文字化テキスト。
・広く応用に堪える基本テキストデータ
書籍と連動したテキストファイル形式は、検索・加工に非常に便利。
・ＭＰ3 形式の音声データ
文字化の妥当性の検証、音声を聴きながらの文字化テキストの加工が可能。
