ヤマタイコクトタカマノハラデンショウ

邪馬台国と高天の原伝承

安本美典 著
ISBN 978-4-585-05125-1 Cコード
刊行年月 2004年2月 判型・製本 A5判・上製 300 頁
キーワード

定価:3,520円
(本体 3,200円) ポイント:96pt

数量 :
remove add
書籍の詳細

「邪馬台国=高天の原」史実は国内で神話化した。

「卑弥呼=天照大御神」ならば、天照大御神のいた「高天の原」こそ、邪馬台国の神話化した記憶であることになる。
「高天の原」には「天の安川」が流れていた。
現在、福岡県甘木市に、安川がある。
日本神話に見える数々の地名が、この近辺に実在している。

そして1992年、巨大環濠集落「平塚川遺跡」が、この地に出現した。
「吉野ヶ里遺跡」にならぶといわれる遺跡である。

 

 

目次
はじめに 邪馬台国時代の遺跡・遺物
プロローグ 忘れられた論争・邪馬台国論争のかげで

第一章 「高天の原=地上説」の発展・百家争鳴
1.「高天の原=大和説」の系譜
2.「高天の原=九州説」の進展
3.その他の「高天の原=国内説」
4.「高天の原=海外説」の系譜
5.本居宣長の「高天の原=天上説」

第二章 諸説の検討・『古事記』神話の内容分析
1.邪馬台国問題と高天の原の現問題
2.「高天の原=朝鮮説」はなりたつか
3.『古事記』神話の舞台
4.葦原(あしはら)の中国(なかつくに)はどこか
5.高天の原はどこか

第三章 日本国家誕生の地・「邪馬台国」と「高天の原」
1.「邪馬台国=甘木・朝倉」説 ―安川が流れている―
2.地名の移動
3.邪馬台国東遷説の復興

第四章 討論・論じ残した諸問題

おわりに

この商品をお求めのお客様はこんな商品もお求めです。

おすすめ

  [詳細]
増補改訂版 図像学入門

増補改訂版 図像学入門

山本陽子 著
定価:2,640円
(本体 2,400円)
重要文化財 東福寺五百羅漢図 修理と研究

重要文化財 東福寺五百羅漢図 修理と研究

石川登志雄 編
定価:24,200円
(本体 22,000円)
調べ物に役立つ 図書館のデータベース

調べ物に役立つ 図書館のデータベース

小曽川真貴 著
定価:1,980円
(本体 1,800円)
日本近世史入門

日本近世史入門

上野大輔・清水光明・三ツ松誠・吉村雅美 編
定価:4,180円
(本体 3,800円)
ショッピングカート