カートは空です。
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白楽天や楊貴妃、多くの神仙など中国の伝説のモチーフは日本の絵画の中に大いに取り入れられている。そこには物語の読み替えや再構成、日本独自の解釈が見られる。それらはどのような過程のもとに行われたのか。図様と典拠を丁寧に比較することにより、日本における中国画題の特徴を明らかにする。
張小鋼(ちょう・しょうこう)1957年、中国内モンゴル自治区生まれ。金城学院大学文学部教授、博士(名古屋大学)。著書に『中国人と書物』(あるむ、2005年)、『青木正児家蔵中国近代名人尺牘』(編注、大象出版社、2011年)がある。