カートは空です。
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グリム童話、民話、伝説、神話、演劇、映画、現代小説、都市伝説…。民話の受容の歴史や様相、モティーフとその類型、さらにはそこに内包されるジェンダー観念やステレオタイプなど、「物語」の諸相とその連続性を、比較民話学や文献学・民俗学・社会学の手法から考察する。多彩なジャンルの「物語」を題材にして研究手法の新境地を探る。
大野寿子(おおの・ひさこ)東洋大学文学部教授。専門はドイツ文学・民俗学。グリム童話を中心としたグリム兄弟の業績を、文献学的立場から研究。研究テーマは、森と人間との関わりなど。主な著書に、『黒い森のグリム―ドイツ的なフォークロア』(単著、郁文堂、2008年)、『超域する異界』(編著、勉誠出版、2013年)、『カラー図説 グリムへの扉』(編著、勉誠出版、2015年)など。