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和歌山市の古墳群から「顔が二つある人物埴輪」が出土した。一方、岐阜県高山市の善久寺には異形の仏像「両面宿儺菩薩像」がまつられている。穏和な顔の背面に怒りの形相をあわせもつ、このふたつの造形は無関係ではない。東アジア史の視点から、飛騨の「両面伝承」と紀伊の「両面埴輪」の謎に迫る。*『両面の鬼神』(ISBN:978-4-585-05414-6)(2009年4月刊行)のオンデマンド版となります。