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「清明上河図」が後世の画巻美術に与えた影響を考察するとともに、「政治的に無能で国民の怨嗟の声をあびた」とされる皇帝徽宗の評価を再検討する。好評を得た『「清明上河図」をよむ』、待望の続編、遂に刊行!
伊原弘(いはら・ひろし)1944年生まれ。城西国際大学国際人文学部講師。中国都市史、社会史を中心に旺盛な研究・執筆活動を展開。『宋と高麗』(『世界の歴史』7「宋と中央ユーラシア」、中央公論新社、1997年)、『清明上河図』をよむ』(編著、勉誠出版、2003年)、『宋銭の世界』(編著、勉誠出版、2009年)、『中国都市の形象』(勉誠出版、2009年)など多くの編著書がある。