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1934年に設立された世界最大級のアーカイブズ施設「米国国立公文書館」。その大規模システム開発の歴史を辿り、米国型の記録管理システムの形成過程を分析。また日本が米国型を導入しつつも、どのように独自のシステムをつくりあげてきたのか、戦前・戦後におけるシステム受容から現在までの、民・官・学の取り組みを追った。
坂口貴弘(さかぐち・たかひろ) 創価大学創価教育研究所講師。学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(アーカイブズ学)。主な著書に、知的資源イニシアティブ編『これからのアーキビスト―デジタル時代の人材育成入門』(共著、勉誠出版、2014年)などがある。