カートは空です。
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浮世絵は芸術の民衆文化の象徴であり、芸術国家・日本の名を世界的にした。神々を表現した中世の能、中国や西洋文化の吸収、そして西欧に立ち向かった近代日本―日本文化が大きく花開いた中世・近世から、日本人としてのアイデンティティを問われる現代まで幅広い時代を大観する。日本の美術・芸術・文学を歴史と画像で実証する壮大な文明論。
田中 英道(たなか・ひでみち)1942年生まれ。美術史家。東北大学名誉教授。主な著書に『歴史のかたち 日本の美―論争・日本文化史』(徳間書店、2001年)、『日本美術 傑作の見方・感じ方』(PHP新書、2004年)、『日本と西洋の対話 一文化史家のたたかい』(講談社出版サービスセンター、2010年)、『日本の文化 本当は何がすごいのか』(育鵬社、2013年)などがある。