カートは空です。
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わが国の近世武家肖像画に関する研究は、いまだ体系的な論考を見ない。そこで著者は近世の武家肖像画が中世からどのように変化し、新たな展開をなしたのかという美術史学の観点にたち、江戸中期に浮世絵、さらには江戸後期に武者絵へと展開するプロセスを考察した。