ショウワテンノウノクノウ シュウセンノケツダン

昭和天皇の苦悩 終戦の決断

昭和20年1月~昭和20年8月
加瀬英明 著
ISBN 978-4-585-22237-8 Cコード 0021
刊行年月 2019年4月 判型・製本 新書判・並製 224 頁
キーワード 伝記,日本史,近現代

定価:1,100円
(本体 1,000円) ポイント:30pt

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書籍の詳細
「こんなに焼けたか…
関東大震災よりはるかに無残だなあ…
胸が痛む。」

東京大空襲の惨状を極秘に視察した昭和天皇。
日本が崩壊しようとするとき、はたしてはなにを思ったのか。
終戦の決意に至った、その深奥をたどる。

 

 

目次
まえがき

Ⅰ 昭和二十年一月~三月
空襲警報下の四方拝
最後の観兵式
近衛公のオカルト
赤色革命恐怖症
賀陽宮、皇居へ走る
「こんなに焼けたか……」

Ⅱ 昭和二十年三月~五月
運び出された皇后非常金
皇居炎上

Ⅲ 昭和二十年五月~六月
おたたさまの憂鬱
「松代大本営へは行かぬ」
極秘にされた外務省意見書
少尉になれなかった皇太子

Ⅳ 昭和二十年五月~八月
「天皇は自決されよ」
戦う宮さま
皇居に原爆が……
皇族は泣かなかった
天皇はカイゼルではない
銃口は陛下に向けられた
「陛下に詫びよう」
プロフィール

加瀬英明(かせ・ひであき)
1936年東京生まれ。外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田・中曽根内閣で首相特別顧問を務めたほか、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。
著書に『イギリス 衰亡しない伝統国家』(講談社)、『徳の国富論』(自由社)など。現在『加瀬英明著作選集』(勉誠出版)を刊行中。

書評・関連書等

★広告情報
・「読売新聞」(2019年3月19日)にサンヤツ広告を掲載しました。
・「産経新聞」(2019年3月28日)に5段1/2広告を掲載しました。

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