カートは空です。
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現在、年間1000種の野生動物が絶滅しており、そしていったん絶滅した生き物は二度と地球上にもどることはない。乱獲、生息地の分断、幼獣の食害、生息地環境の劣化・・・さまざまなシナリオで人間は動物を絶滅に追い込む。野生動物を絶滅から救うために、我々は何をすべきなのか。野生動物を「喰らう」問題、「装う」問題、そしていかにして野生動物を絶滅から救うかについての方策とよりどころとなる思想について多角的な視点から論じる。
秋道智彌(あきみち・ともや)山梨県立富士山世界遺産センター所長。専門は生態人類学、海洋民族学、民族生物学。主な編著書に『魚と人の文明論』(臨川書店、2017年)、『交錯する世界 自然と文化の再構築 フィリップ・デスコラとの対話』(編著、京都大学学術出版会、2018年)、『たたきの人類史』(玉川大学出版部、2019年)などがある。岩崎望(いわさき・のぞむ)東京都生まれ。海洋生物学。立正大学地球環境科学部教授。宝石サンゴの生態と持続的利用に関する研究を行っている。著書に『珊瑚の文化誌 宝石サンゴをめぐる科学・文化・歴史』(編著)、『珊瑚 宝石珊瑚をめぐる文化と歴史』(共編著、いずれも東海大学出版会2011)、ドキュメンタリーDVDに『深海3572mに生きる』『宝石サンゴ 科学調査の現場から』(いずれも東京シネマ新社)などがある。秋篠宮文仁(あきしののみや・ふみひと)(公財)山階鳥類研究所総裁、(公社)日本動物園水族館協会総裁、東京大学総合研究博物館特招研究員、東京農業大学客員教授。理学博士。 井田徹治(いだ・てつじ)共同通信社編集委員兼論説委員。 内田昌宏(うちだ・まさひろ)富士山かぐや姫ミュージアム学習指導員(学芸員)。 大石高典(おおいし・たかのり)東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。 岡安直比(おかやす・なおび)NPO法人UAPACAA国際保全パートナーズ代表理事。元WWF(世界自然保護基金)ジャパン自然保護室長。 亀崎直樹(かめざき・なおき)岡山理科大学生物地球学部教授。 岸上伸啓(きしがみ・のぶひろ)人間文化研究機構理事・国立民族学博物館教授。 北出智美(きたで・ともみ)世界自然保護基金(WWF)ジャパン職員。 黒木真理(くろき・まり)東京大学大学院農学生命科学研究科助教。 鈴木隆史(すずき・たかし)桃山学院大学兼任講師。 須田一弘(すだ・かずひろ)北海学園大学人文学部教授。 竹川大介(たけかわ・だいすけ)北九州市立大学文学部教授。 東梅貞義(とうばい・さだよし)公益財団法人世界自然保護基金ジャパン事務局長。 中村美穂(なかむら・みほ)京都大学野生動物研究センター特任准教授。 松田裕之(まつだ・ひろゆき)横浜国立大学環境情報研究院教授。 松本博之(まつもと・ひろゆき)奈良女子大学名誉教授。 森田健太郎(もりた・けんたろう)北海道大学北方生物圏フィールド科学センター准教授。 安岡宏和(やすおか・ひろかず)京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科准教授。