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関流和算書大成 第一期

―関算四伝書―
東アジア数学史研究会 編/岡本和夫 代表 (川原秀城/渡辺純成/佐藤賢一/安 大玉)
ISBN 978-4-585-10440-7 Cコード 3041
刊行年月 2008年2月 判型・製本 A4判・上製 2292 頁
キーワード 近世,江戸

定価:113,300円
(本体 103,000円) ポイント:3090pt

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書籍の詳細

没後300年記念出版

関孝和(?〜1708)に始まる「関流」の和算を体系的に概観することのできる唯一の基礎的資料である戸板保佑(1708〜1784)編纂の『関算四伝書』を、広く研究の活用に供すべく、その全篇を影印・刊行。

『関算四伝書』は、18世紀後半に活躍をした和算家が個人として編集した叢書としては、今のところ最大のもので、1780年代までに編纂された関流の和算に関わる資料(写本)のほとんどを網羅している。
掲載内容は、算術ばかりではなく、度量衡や軍事技術・農政などの算術の関連分野の稀覯書も含まれており、数学史研究のみならず日本文化史研究においても参照できる、非常に貴重な資料である。

*こちらの商品は三分冊(分売不可)となっております。

 

 

目次
第一巻
 解説
  第Ⅰ部 東アジアの数学と日本
  第Ⅱ部 近世日本数学史と『関算四伝書』
  附 算籌(算木)の使用法

 影印 
  関算前伝 首巻〜第九十四

第二巻
 影印
  関算前伝 第九十五巻〜第百八十四

第三巻
 影印
  関算後伝 首巻〜第三十四
プロフィール

「関流和算書大成」全三期完結にあたり、2011年度日本数学会賞出版賞が授与されました。 詳細は日本数学会様のHPよりご確認ください。

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