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多面性を持つ「神仏習合」という現象はいかなる論理的枠組みで説明することが出来るのか。神仏関係を中心に、古代から現代まで、様々な場面で交錯し合う諸宗教のあり方を捉えなおし、新たな日本宗教史の構築を目指す。
ルチア・ドルチェ(Lucia Dolce)1964年生。ロンドン大学アジア・アフリカ学院(SOAS)准教授、日本宗教センター所長。専門は日本宗教史、仏教学。著書にEsoteric Patterns in Nichiren’s Interpretation of the Lotus Sutra(Leiden University, 2002)、編著にThe Worship of Stars in Japanese Religious Practice, special issue of Culture and Cosmos 10/1-2(2006)、『儀礼の力―中世宗教の実践世界』(共編、法藏館、2010年)などがある。三橋 正(みつはし・ただし)1960年生。明星大学人文学部教授。専門は日本宗教史、古記録学。著書に『平安時代の信仰と宗教儀礼』(続群書類従完成会、2000年)、『小右記註釈 長元四年 上・下』(黒板伸夫監修、三橋正編、小右記講読会発行・八木書店発売、2008年)、『日本古代神祇制度の形成と展開』(法藏館、2010年)などがある。